安部徹也日出町長が就任式

職員に出迎えられて
初登庁する安部町長

 8月25日執行の日出町長選挙で当選をした、安部徹也氏(56)が5日午前8時半、町長として初登庁をし、就任式が行われた。
 町役場前に公用車が到着して車から降りると、職員から花束を受け取り、大きな拍手の中、庁舎に入った。町長の椅子に座ると「歴史の重みを感じる」と引き締まった表情を見せた。
 9時から就任式が行われ、職員を前に安部町長は「本田前町長と引き継ぎを行いました。公共施設の老朽化が進んでいることや、公共交通、少子高齢化の進展、大規模土葬墓地など多くの課題があり、職員と一緒に町民に寄り添いながら1つ1つ解決していきたい。一方で、日出町は、ポテンシャルの高い町だと思っています。高速道路も空港も近く、別府や由布院といった著名な観光地にも近い。私1人では何も出来ません。職員の力を1つにまとめることで、町がもっと栄え、町民がもっと豊かになると思います。任期4年間、ひたむきに日出町のために取り組みたい」とあいさつ。
 来賓の金元正生町議会議長が「最終ミッションは、議会も執行部も同じ。強い思いと実行力で手腕を発揮してもらいたい」と祝辞。職員を代表して、恒川英志教育長が歓迎の言葉を述べた。