別府市議会の令和6年第3回定例会

各常任委員会で上程中の
議案について審査を行った

 別府市議会の令和6年第3回定例会は6日午前10時から、本会議を休会として上程中の決算以外の議案について、総務企画消防委員会(森山義治委員長、9人)、観光建設水道委員会(穴井宏二委員長、8人)、厚生環境教育委員会(安部一郎委員長、8人)で審査を行った。
 観光建設水道委員会では、観光課のクリスマスファンタジアの花火を市制100周年で、1万発打ち上げるために追加額を計上。委員からは「多く打ち上げればよいのではなく、情緒も大切」「花火以外も考えているのか」などの質問があり、牧宏爾観光課長が「質も量も増える予定。花火以外では、当初の予算の中で検討している」などと答えた。
 上下水道局の水道料金及び下水道使用料の改定については、基本料が水道で1016円から1161円に、下水道で938円から1181円になると説明。委員からは「下水道事業は、すでに赤字。この改定で10年間は上がらないということか。今後のビジョンは」「改定により、県内で何番目の料金の高さになるのか」などの質問があった。田原誠士総務課長は「シミュレーションでは、10年間、改定は必要ないと考えている。4~6年の間には検証を行う」「改定により、水道料金は14市町村中8番目、下水道は12市中12番目」と答えた。また、委員から、「上下水道合わせると2千円近く上がる。市民への周知が重要」との意見が出た。