別府市陸上教室の藤原、髙橋両選手

長野市長に全国大会出場を報告した
藤原選手(左から2人目)と髙橋選手(同3人目)

 別府市陸上教室に所属する、藤原悠寛選手(12)=大平山小6年=と髙橋陽菜歩選手(12)=上人小6年=が「日清食品カップ第40回全国小学生陸上競技交流大会」に出場するため、4日午後4時45分、市役所で長野恭紘別府市長に報告をした。尾野耕一別府市陸上教室代表、田中公二コーチが同席。
 藤原さんは、小学3年の時から教室に所属している。コンバインA(80㍍ハードルと走高跳の2種目)で県予選で優勝した。髙橋さんは、小学4年の時から教室に所属。U13大分県強化選手にもなっている。大分県予選では、100㍍で準優勝だったが、優勝選手が別の種目に出場するため、全国大会に出場することになった。
 尾野代表が「県選手団は14人。昨年は教室からは出場できませんでしたが、頑張って今年は出場できました。新国立競技場でやるので、子どもたちにも励みになると思います」と報告。大分県選手団のコーチとして参加する田中コーチは「大分県から参加する全ての選手が自己ベストを出せるように、しっかりとサポートしたい」と述べた。
 藤原選手は「実力を出し切って、1位になりたい」。髙橋選手は「トップの選手たちと走ることが出来る中で、自分の実力を出し切りたい」とそれぞれ決意表明をした。
 長野市長は、スポーツ振興奨励金をそれぞれに手渡して「成果が現れており、素晴らしいと思う。優勝してまた報告に来て下さい」と激励した。
 大会は22日、東京都の国立競技場で行われる。