別府市柔道連盟(内田明宏会長)主催の「第23回別府いでゆライオンズクラブ少年柔道大会」が8日午前9時、別府市民体育館で開催された。県内の幼稚園から小学校まで、12道場から128人が参加した。
内田会長が「コロナ禍で柔道人口が減少する中でも、皆さんは頑張って続けています。普段の練習の成果を目一杯出して頑張って下さい」とあいさつ。来賓の寺岡悌二別府市教育長(市長代理)、幸田俊光別府警察署生活安全課長(署長代理)が祝辞。佐藤裕俊別府いでゆLC会長が「大会に向けて、一生懸命練習をしてきたと思います。勝ち負けはありますが、お互いに親交を深め、日頃鍛えた技で優勝を目指して下さい」とあいさつし、内田会長に助成金を手渡した。
選手を代表して、別府市柔連柔道教室の尾方瞳心さんが「選手一同は、日頃の練習の成果を発揮し、正々堂々と戦うことを誓います」と宣誓した。
試合は個人戦のみで、学年別などでトーナメント方式で行われた。対戦前には「お願いします」と一礼し、2分間の制限時間内に、仲間からの声援を受けながら、お互いに技を出し合った。負けると悔しくて涙を流す選手もいて、白熱した試合が展開された。