長年、社会につくしてきたお年寄りを敬愛し、長寿を祝う「敬老の日」。2002(平成14)年までは、毎年9月15日を「敬老の日」としていたが、現在は9月の第3月曜日を「敬老の日」として国民の祝日となっている。今年は16日。
別府市内でも、自治会が主催して各町内で敬老会が毎年開催されている。以前は、町内公民館で開催されるケースが多かったが、多くの公民館が温泉の2階にあり、上がるのが大変なこともあり、最近では、ホテルなどで開催するケースが増えている。
別府市の人口統計によると、8月末現在の65歳以上は3万8463人(男性1万5393人、女性2万3070人)で、高齢化率は、34・34%と昨年とほぼ横ばい。年代別でみると、65~69歳は6987人(男性3243人、女性3744人)、70代は1万6940人(男性7320人、女性9620人)、80代は1万73人(男性3979人、女性7094人)、90代3351人(男性840人、女性2511人)、100歳以上は112人(男性11人、女性101人)となっている。いずれの年代でも、女性の方が多い。
別府市では、毎年、多くの施設や団体の協力で70歳以上の人を対象に「敬老の日施設優待券」を進呈している。木村写真場、末松写真館、ミサオスタジオ、つつみだスタジオ、セントラルスタジオ、コッペフォトで1人1枚千円の特別料金で写真撮影をしてくれたり、別府ロープウェイ、スギノイパレスの棚湯・アクアガーデン、別府タワー、別府温泉保養ランド、別府ブルーバード劇場で割引サービス。市営温泉10カ所、市竹細工伝統産業会館、ビーコンプラザグローバルタワー、高崎山自然動物園、大分マリーンパレス水族館「うみたまご」、九州自然動物公園アフリカンサファリ、べっぷ地獄めぐり、城島高原パーク、別府ラクテンチ、大分香りの博物館は入園料などの無料サービスがあり、12日はひょうたん温泉でも大浴場の入浴無料が行われた。
また、別府市鍼灸マッサージ師会による施術無料奉仕が16日、市公会堂で行われる。受付は、正午から午後1時半まで。