別府市公共交通活性化協議会を開催

湯けむりライドシェアなどについて協議をした

 別府市公共交通活性化協議会(会長、阿部万寿夫別府市副市長)は、別府市の公共交通の維持・確保・改善に向けた協議の場として令和6年度第5回協議会を13日午前10時、別府市役所レセプションホールで開催し、現地・委任状・オンラインで23人が出席した。
 阿部会長のあいさつ後、議事に入った。
 第1号議案の「書面会議の結果」として▽別府市公共交通運賃協議会の設置▽別府市公共交通活性化協議会設置規約の一部改正▽別府市コミュニティバス内成棚田線―はいずれも原案可決、報告事項として▽第3回別府市公共交通活性化協議会(書面会議結果として補正予算案の承認)―があり、参加者全員異議なく承認した。
 第2号議案「関の江団地循環線休止に伴う代替移動手段の確保」について、民間バスが運航している関の江団地循環線が今月末で休止となるため、代替移動手段として、自家用有償旅客運送にて「湯けむりライドシェア関の江循環線」の運行を提案し、10月1日から実証運行の開始をしたいとした。賛成多数で承認された。
 運行期間は来年9月末までを予定。運行形態はコミュニティバスで定時定路線。運行日時は平日の午前7時10分から午後6時12分で、悪天候・土日祝日・年末年始は運休。運行便数は、左回り9便、右回り7便の計16便。利用料金は300円で、小学生はんがく、未就学児無料。乗継券・通学定期券を発行予定、ひとまもり・おでかけ支援事業回数券は利用可で、IC乗車券は利用不可。
 第3号議案「週末の夜間における繁華街の移動手段の確保」、第4号議案「北部地域における早朝及び夜間のタクシー不足の解消」についても議論した。