明豊中学校3人が職場体験

本社の輪転機を見学する明豊中の生徒

 明豊中学校2年生の鈴木魁桜さん、江口直禎さん、福嶋瞬さんが10~12日、今日新聞社で職場体験を行った。
 10日は営業部が担当し、鈴木さんは福島幸徳営業部長と畑田美保さん、江口さんと福嶋さんは菅健太郎さんにそれぞれ同行した。
 11日は報道部が担当し、3人を髙橋恵美子報道部長が別府市議会に同行させた。傍聴席に座った3人は、普段間近で見ることのない市議会議員と市執行部とのやりとりを見て、メモを取っていた。続いて、田口稔記者が3人と一緒に別府市消防署へ。安森亮二第一中隊長の案内で▽はしご車の乗車=最大30㍍までの高さを体験▽火災時の屋内侵入および消火活動=火災が発生し部屋に逃げ遅れた人がいると想定し、出動から放水と屋内侵入し救助するまでの流れ―を見て回った。午後からは、3人は田口記者と別府警察署へ。染矢憲康署長、清末純広副署長と名刺交換し、会議室で杉本武志総務課長が警察の仕事を説明。続いて、刑事課、生活安全課、会計課、交通課を回り、名刺交換した各課長から詳しい仕事内容の説明を受けて質問をしていた。
 12日は内勤で職場体験のレポートや印刷作業を手伝い、額に汗して労働を実感した。
 市議会、消防、警察の現場を「取材」した3人は職場体験を終了。
 鈴木さんは「別府市に住んでいる人々の命を守るために働いている人がいっぱいいて、見ていて安心して生活できると思いました」
 江口さんは「いろんな所に行き、人の命を守るため、いっぱい仕事をみんなで協力して、助け合っていることが分かりました」
 福嶋さんは「別府市民が安心安全な暮らしができるよう、いろんな人が協力して頑張っていることが分かりました」とそれぞれ感想を話した。