県別府土木事務所が4社を表彰

別府土木事務所が発注した
工事で4社を優良表彰

 大分県別府土木事務所(亀山英弘所長)は、令和6年度別府土木事務所優良建設工事表彰式を27日午前10時、同事務所で開催した。一般土木のA~C等級の部で4社を表彰した。
 受賞したのは、A等級の部は、明大工業株式会社(藤澤正浩社長、星野孝弘現場代理人、別府市)令和4年度大特火砂第2号砂防堰堤工事(境川)。B等級の部は、有限会社山本組(山本活裕社長、山本修一朗現場代理人、杵築市)令和4年度港整交改第13ー4号港湾改修工事(守江港)。C等級の部は、有限会社渡辺土木(矢野武史社長、木元翔現場代理人、日出町)令和5年度河緊災単別第1ー2号海岸改修工事(糸ケ浜地区海岸)と有限会社松本産業(松本英悟社長、松本圭二郎現場代理人、日出町)令和5年度身道単債別第1ー5号道路改善工事(国道213号)。
 亀山所長が各社に表彰状を手渡して「インフラ整備という重要な使命を担っている。加えて、台風や地震などの災害発生時には、昼夜を問わず復旧活動に献身的に取り組んでもらっています。受賞した皆さんは、施工管理に優れ、創意工夫、環境に配慮などが認められました。ここにくるまで、会社をあげての取り組み、現場を担当する人一人ひとりの努力のたまもの」とあいさつ。
 受賞者を代表して、藤澤明大工業社長が「業界は、担い手不足と高齢化、近年の異常気象や自然災害といったなかなか解決できない問題を抱えながらも、より品質の高い成果物を作り上げ、減災、防災、国土強靭化の一翼を担えるように、努力しています。また、働き方改革を進めることが、魅力ある建設業界の創造につながると確信しています。建設DX、ICT施工を活用、推進しながら、生産性を向上させていくことが重要だと考えています。地域の安全安心を担う一員としての重責を再認識しました。今後も、業界の発展に微力ながら貢献したい」と謝辞を述べた。