令和6年度赤い羽根共同募金運動が1日から始まった。11日まで、18カ所で福祉関係団体などが街頭に立ち、協力を呼びかけている。
午前10時、JR別府駅東口広場でオープニングセレモニーが行われ、4団体約60人が参加した。大平順治別府市共同募金委員会会長が「共同募金は、戦後、困っている子どもたちを支える活動でしたが、近年は、地域で困っている人を支えるとともに、支える活動をしている人を支えることをテーマに行われています。物価高騰など様々な理由で、募金額は減少していますが、協力に感謝します」とあいさつ。
協力団体を代表して、鶴岡まり子別府地区更生保護女性会長が「お互い様の気持ちを持って、心から協力をお願いすることが大切です」と述べた。
引き続き、団体ごとに街頭に立ち、募金への協力を呼びかけた。募金をしてくれた人には、赤い羽根をつけた。初日は別府駅を含めて10団体88人が活動に参加した。
昨年は、14団体、延べ305人が活動に参加し、45万8404円が集まった。