マイナビ ツール・ド・九州2024

晴天に恵まれ、多くの選手がAPUから走り出した
関係者がテープカットを行った

 マイナビ ツール・ド・九州2024の大分ステージが12日午前10時、別府市の立命館アジア太平洋大学(APU)からスタートした。地元のスパークルおおいたレーシングチームをはじめ、17チーム、166人がエントリーした。
 9時50分からオープニングセレモニーが行われ、開催地の阿部万寿夫別府市副市長が「晴天に恵まれた大会になりました。温泉地をつなぐコースで、厳しいコースですが、湯けむりや豊かな自然景観が皆さんを迎えてくれます。安全に留意し、最高のパフォーマンスをしてほしい。皆さんの健闘を祈っています」とあいさつ。
 倉富純男実行委員長(一般社団法人九州経済連合会長)、桑田龍太郎大分県副知事、橋本聖子公益財団法人日本自転車競技連盟会長(参議院議員)、阿部別府市副市長、米山裕APU学長がテープカットを行った。
 米山学長がスターターを務め、選手はゆっくりとAPU正門前をスタート。沿道には多くの人がつめかけ、選手たちに手を振ったり、大きな声でエールを送った。APUとゆめタウン別府では、パブリックビューイングやイベントが行われ、盛り上がった。
 レースは、別府から由布市、九重町を通り、日田市の太原八幡宮前までの約138㌔㍍。アップダウンの激しい山道で、選手は暑さとも戦いながら、風を切って走り抜けた。
 大会は13日に熊本阿蘇ステージ、14日に福岡ステージが行われる。