NZウェスタンハイツ高校生来別

マオリの伝統的な歌を披露する生徒たち

 大分県立別府翔青高校(小幡英二校長)と姉妹校である、ニュージーランド・ロトルア市ウェスタンハイツ高校のジェームス・ブレイスフィールド校長や生徒ら22人が11日午後3時45分、別府市役所を訪れて長野恭紘別府市長を表敬した。
 ウェスタンハイツ高校の生徒17人らは、6日に別府に来て、別府翔青高校の生徒と交流をした。体育祭にも参加し、一緒にフォークダンスを踊ったりして、日本の学校生活を満喫した様子だった。
 長野市長は「心から歓迎します。ロトルアと別府市が姉妹都市であることに、本当に誇りに思っています。4月には、タニア市長らに別府八湯温泉まつりに参加してもらいました。これからも交流が永遠に続いていくことを願っています。皆さん方がさらに強い架け橋になってくれることを確信しています」とあいさつ。
 ブレイスフィールド校長は「美しい町と素晴らしい学校に来られたことをうれしく思います。日本のユニークな教育システムなどを学ぶことを楽しみにしてきました。コミュニケーション能力を向上させ、世界観を広げて異文化の理解を深めることが出来たと確信しています。マオリ文化には教師と生徒は相互的であるべきという考え方があり、私たちの関係にもあてはまると思います。さらに関係を発展させられることを心から願っています」と述べた。
 生徒を代表して、タニア市長の妹のメレニア・タプセルさんが「文化交流は、とても素晴らしいものでした。このような素晴らしい機会を与えてくれたことに感謝します。(経験を)一生大切にし、これからも交流が続くことを願っています」と前日に勉強したという日本語であいさつした。
 また、生徒たちがマオリの伝統的な歌や迫力満点のハカを披露した。