違反建築防止週間の県内一斉パトロール

工事現場を回って現地を見ながら
違反建築防止を呼びかけた

 令和6年度違反建築防止週間の県内一斉公開建築パトロールが16日、行われた。
 別府市は午前10時から行い11カ所を回った。別府市、市消防本部、大分県建築士会別府支部、県建築士事務所協会、県建設業協会別府支部が参加。5人が2班に分かれてパトロールをした。
 出発式で、山田栄治都市計画課長が「違反建築防止週間は、昭和47年より全国一斉事業として実施され、15日から一週間を実施期間としています。別府市は、平成9年から毎年実施しています。特徴は大きく分けて2つ。1つは、全国一斉に行われること。2つ目は建築基準法の周知や法令遵守の啓発を主眼におき、違反建築の予防や発生の未然防止を目的にしていることです。法に定められた中間・完了検査を受けてもらうことが、建築物の安全性確保につながると考えています」とあいさつ。
 現地では、法令を遵守しながら工事が進められているかなどをチェック。違反建築防止の啓発を行った。違反建築はなかったが、確認表示の掲示について2件指導した。