令和6年度大分県農林水産祭「おおいたみのりフェスタ」が19日午前9時30分、別府公園でスタートした。明日まで開催。明日は午前9時30分から午後3時30分まで。
初日の19日午前9時30分からの開会式では、主催者を代表して大分県農林水産祭実行委員会会長の佐藤樹一郎大分県知事が「大分県各地から大分県の大地、森、海が育みました多くの幸が集まっています。今年は猛暑が続き、台風10号にも見舞われました。厳しい自然環境の中で、農林水産物の栽培管理にあたって素晴らしい産品を作ってこられました生産者の皆さまに敬意を表します。来場した皆さまは、丹精込めて生産された大分の産品を存分に満喫してください」、壁村雄吉大分県農業協同組合中央会代表理事会長、安部省祐大分県木材協同組合連合会代表理事、中根隆文大分県漁業協同組合代表理事組合長、開催地を代表して長野恭紘別府市長は「大分県民の皆さんが毎年楽しみにしている農林水産祭『おおいたみのりフェスタ』が例年通り、開催できることを感謝申し上げます。生産者の皆さんと消費者の皆さんとの貴重な交流の場。この『おおいたみのりフェスタ』を皮切りに、全国豊かな海づくり大分大会があり、全国農林水産物直売サミットが11月21、22日に開催されます。来年30回目となる棚田サミットが、別府市で開催することが決まりました。農林水産業のこれからの大きな振興をはかっていく上でも、おおいたみのりフェスタは大きい力を持っています。生産者の皆さんが用意したものは、2日間でこの会場からすっからかんにして、帰っていただきたいと願っています」、来賓の嶋幸一大分県議会議長がそれぞれあいさつした。来賓の加藤信康別府市議会議長が紹介された。
農業ふれあいコーナーには「農林水産業に携わる女性のマルシェ」など15団体、ふるさと産地直売コーナーには「鉄輪本舗」など21団体、ふるさとの食コーナーには「神の田の豚まん」など43団体、畜産コーナーには「近藤養蜂場はちみつコーナー」など11団体、パンカフェ4団体、その他のコーナー21団体、木とのふれあい・木製品・林産物の販売コーナー33団体、水産コーナー21団体が並び、朝から多くの来場者が訪れた。
来場者は開催を喜ぶ表情を浮かべ、胃袋を満たしたり、農林水産の収穫を購入していた。
メーンステージでは、19日は海上自衛隊「佐世保音楽隊」の演奏、馬場子供神楽、農業系高校生による花いけ戦紙(パッチン)が行われた。20日は別府鶴見丘高校吹奏楽部(午前10時)、おさかなクイズ大会(同11時)、宇目神楽(正午)、日田下駄ダンスパフォーマンス「日田もりあ下駄い」(午後1時)、うまみだけ○×クイズ大会(同1時30分)を予定している。