吉弘鈑金スタッフら訪問、寄贈

光の園に寄贈した光山寛太さん
(左から5人目)と吉弘鈑金の仲間たち

 立命館アジア太平洋大学(APU)の学生とアルバイト先の関係者が15日、別府市荘園町の児童施設「光の園」を訪れて靴下や下着を贈った。
 この学生はAPU4年生の光山寛太さん(22)。父親が奈良市で繊維工場を経営している。バイト先である別府競輪場内の食堂経営者の兒玉幸子さんに、工場ではアンダーシャツやタオルなどのサンプルや試作品を多く作るが、廃棄してしまうものも多く、もったいないという話しをした。幸子さんは元ロータリアンの夫信浩さん(吉弘鈑金塗装社長)に相談して今回の寄贈が決まった。
 吉弘鈑金スタッフ総出でダンボール箱に入った靴下300足と下着70枚を、児童福祉施設光の園に届けた。上鶴勝之施設長に渡した。光の園には3歳から18歳までの41人が入所しており、靴下や下着はいくらあってもいい。上鶴施設長は「子どもたちのことを気にかけていただいて、ありがたい」とお礼。
 光山さんは「これから寒くなる季節。靴下と下着で身も心も暖めてほしい」と話した。