大分県新人学童軟式野球の別府予選

Aパートで優勝した亀川ベースボールクラブ
Bパートで優勝した吉弘野球スポーツ少年団
第3代表で勝利した別府鶴見小マリンズ

 第22回大分県新人学童軟式野球選手権大会別府支部予選の決勝戦が6日、市営野口原軟式野球場などで開催された。大会には市内の12チームが出場し、AパートとBパートに分かれて行われ、各パートの2位チームで第3代表戦を実施した。
 Aパートの決勝戦は、亀川ベースボールクラブと別府鶴見小マリンズが対戦。鶴見小が1回表に1番の小川選手がセンターへヒットを放つと、すかさず2塁へ盗塁。ピッチャーゴロの間に3塁に進み、3番の緒方選手のヒットで1点を先制。しかし、1回裏に亀川が先頭打者が四球で出塁すると、続く打者は死球。その後、ダブルスチールを決めて得点圏にランナーを進めると、3番の河野選手がヒットを放ち、2人が生還して逆転。4回裏にはヒットや足をからめた攻撃で1点、5回裏にも1点を追加。亀川が4ー1で優勝。
 Bパートは、吉弘野球スポーツ少年団と上人少年野球部の決勝に。吉弘が1回表に2番の岡部選手が四球で出塁すると、3番の河野選手の打席で盗塁。河野選手も四球で出塁し、ダブルスチールを成功させた。4番の仲石選手も四球で満塁となり、5番の赤星選手のサードゴロの間に1点を先制。6番西原選手のヒットで2人が生還し、この回3点を入れた。2回表にヒットと足をからめた攻撃を展開し、ピッチャーのワイルドピッチの間に1点を追加。3回には5番の赤星選手がセンターオーバーのエンタイトルツーベースを放ち、6番の西原選手のヒットで1点。ヒットや四球で満塁とすると、サードゴロの間に1点。四球で再び満塁となると、2番の岡部選手も四球で押し出し。続く河野選手も四球でまたも押し出し。その後もヒットなどでこの回6点を入れると、4回にも2点を追加。河野投手が上人の攻撃を抑え、12ー0で4回コールドゲームとなり、吉弘が優勝。
 第3代表決定戦は、鶴見小と上人が対戦。鶴見が1回表に小川選手が死球で出塁すると、連続盗塁を決めて3塁へ。3番の緒方選手、4番の酒井選手も四球で満塁になると、ファーストゴロの間に1点を先制。2回に相手のエラーやヒットで2点を追加。5回には、酒井選手が2ランホームランを放ち2点追加、6回にも足をからめた攻撃でチャンスを掴み、スクイズやヒットで4点を追加した。上人も3回裏に四球で出塁した坂本選手が内野ゴロの間に3塁まで進み、相手のエラーの間に生還して1点を入れたものの、反撃もここまで。9ー1で鶴見小が代表権を獲得した。3チームは11月16、17、23日に国東球場などで開催される大分県大会に出場する。各チームのメンバーは次のとおり(敬称略)。
【亀川ベースボールクラブ】▽代表=奥村和明▽監督=河野善行▽コーチ=渡辺翔、岩尾隆士▽選手=河野脩斗(主将)、藤内碧生、奥村慶治郎、吉野太雅、渡辺斗愛、黒木義央、星野優太、久我琉人、三ケ尻悠聖、生永倫太郎、長瀬宗恭、三重野晄弥、森本真仁、関蒼翔、長瀬暖史、岩尾京雅、佐藤悠歩、河村奏斗、有路悠佑、磯崎玄乃介、浅井颯、濱田舷徳、林夏生、大串樹生、関昊飛、金戸晃雅、張煌絆、河村崇斗、濱田将城
【吉弘野球スポーツ少年団】▽代表=安部雅浩▽監督=丸田史明▽コーチ=髙木進、河野巨樹▽選手=河野湊(主将)、髙木蓮凰、赤星琥珀、西原悠真、能住桜士朗、仲石凛生、大石健稀、松田結翔、岡部蒼生、草地奏吾、中西結愛、兵頭誠仁、安波佑盛、中西瑛太、松田晴、河野環
【別府鶴見小マリンズ】▽代表=田吹渚▽監督=亀島功吉▽コーチ=田吹拓寿、伊藤鉄朗▽選手=小川琥響(主将)、百﨑達貴、酒井健豊、竹林京祐、田吹凜紗、長篠花帆、今井翔葵、伊藤皆晴、髙木佑真、秋吉悠真、髙木颯真、伊勢涼、緒方陽人、汐月瑠香、伊勢諒人、長野叶、平野斗愛、前田惟統、糸瀬新