小林 華弥子(立憲民主、新、56)
岩屋 毅(自由民主、前、67)
大塚 光義(日本共産、新、68)
第50回衆議院議員総選挙の投票が27日に行われ、即日開票される。
石破政権誕生後すぐに衆議院が解散となり、内閣発足から8日後の衆院解散、26日後の投開票は、戦後最短。12日間の激しい戦いが終わり、国民の審判が下る。
衆議院の定数は、小選挙区289、比例選176で、全465議席。小選挙区の「10増10減」を受けた、新区割りで初めて選挙となる。物価高騰対策を含む経済政策や、自民党派閥の政治資金の不記載などの「政治とカネ」の問題などの政治改革などが争点に。自民、公明の与党で過半数の233議席を獲得し引き続き政権を担えるかが焦点となり、最大野党の立憲民主党は、政権交代を強く訴えてきた。政治資金収支報告書の不記載問題が大きく影響し、自民党は苦戦を強いられている。
別府市を含む大分3区は、届出順に新人の小林華弥子候補(立憲民主党)、外務大臣で前職の岩屋毅候補(自由民主党)、新人の大塚光義候補(日本共産党)が立候補。岩屋候補は職務上、あまり地元に戻れない難しい選挙となり、帰県した際には演説会を開くなどして支持を訴えた。小林候補は、選挙区内でこまめに個人演説会を開くなどして、多くのリベラル層などを取り込むなど支持を広げる。大塚候補は、選挙区をきめ細かく回り、街頭演説を行うなど政策を訴えた。3候補とも、最後まで支持を訴える。
期日前投票は、26日までで、市役所では午後8時、トキハ別府店では午後7時まで受け付けている。27日は午前7時から午後8時(一部午後4時及び同7時まで)に小・中学校の体育館を中心に51カ所で投票が実施され、午後9時過ぎに開票作業が始まる。