最後まで比例復活への望みをかけて、多くの支持者が市内のホテルで開票状況を見守ったが、一歩及ばなかった小林華弥子氏(56)は28日午前0時過ぎ、会場に姿を見せた。
羽生正宗総合選対委員長は「厳しい結果となってしまいました。ただ、この戦いは素晴らしい戦いだった。短期間でこれほで相手を追い詰めた戦いはなかったと思う。素晴らしい候補だった」とあいさつ。
小林氏は「悔しいですが、結果は結果。政治を変えるということが実現できなかったことは、申し訳なく思っています。言い訳はいろいろあるかもしれませんが、これが3区の民意。しっかりと受け止めなければいけません。訴えてきたことは間違えてはいないと思っています。私では届かなかったということ。申し訳ない」と頭を下げると、支持者からは「あなたのせいじゃない」「よく頑張った」と労いの声が上がった。
記者の質問に対して「まったくの無名から4カ月あまりでここまで支援をしてくれる人が集まったのは、誇りに思っています。もう少し時間があれば」と悔しさをにじませた。