南立石生目町自治会が自主防災訓練

別府市消防署朝日出張所員を講師に
心肺蘇生法を学ぶ町民

 南立石生目町(金澤晋自治会長)は「令和6年度自主防災訓練」を26日午前9時、同町公民館で実施し、約50人が参加した。今回は、コロナ禍の影響で4年ぶりの開催。
 1階の大広間で、広津次男書記の開会あいさつ後、主催者の金澤自治会長があいさつした。
 別府市防災危機管理課の廣本圭治さんが、火山の被害想定などを講話した。火山の噴火対策として▽ハザードマップの確認▽避難経路や避難場所を確認▽登山中であれば、下山する▽情報収集▽情報から得られる内容で対応・対策をとる―とした。
 2階の多目的ホールに移動し、別府市消防署朝日出張所員6人の指導を行い、救急訓練としてAEDを使った胸骨圧迫・人工呼吸を行う心肺蘇生法を実際に参加者一人ひとりが行った。質疑応答では、参加者から「AEDはどこにあるのか」「ここから一番近いAEDがある場所は」などの質問があり、消防署員が丁寧に応えていた。
 続いて、同公民館駐車場で消火訓練を行った。
 訓練終了後、参加者に▽乾パン▽簡易トイレ▽お湯や水で作れるご飯―の3点が配付された。