27日に執行された第50回衆議院議員総選挙で小選挙区で当選した、大分1区の吉良州司氏(66)、2区の広瀬建氏(50)、3区の岩屋毅氏(67)に対する当選証書付与式が30日午後1時、大分県議会委員会室で行われた。岩屋氏は公務のため、岩屋恒久事務局長が代理出席をした。
一木俊廣県選挙管理委員長が1人ひとりに当選証書を手渡して「当選おめでとうございます。選挙戦では、各選挙区を回られて、国民の意見を直に接して感じたと思います。国民の代表である衆議院議員として、国民の期待に応え、国政の場で存分に力を発揮してください」とあいさつした。
7期目の当選を果たした吉良氏は「選挙中は主に、国家ビジョンを中心に訴えてきた。世界を見渡しても国際情勢は緊迫化しており、国内情勢はもちろん、世界に目を向けて、激動、難局の世界を日本がどう生き抜いていくのか、その中で訴えてきた国家ビジョンをどう実現しいくのかに想いを馳せている」。
初当選となった広瀬氏は「身の引き締まる思いで、重たい紙をいただいた。1日1日を大事にしながらやっていかなけいといけないと思っています。まずは、政治不信をどうやって払拭していけるのかだと思う」とそれぞれ語った。また、首班指名については、両氏とも「まだ検討中」とした。