日本競輪選手会大分支部は、同支部の選手が地元レースで優勝すると、保育園などに絵本をプレゼントする活動を行っており、10月21日午前10時、石垣保育園に絵本10冊を甲斐俊祐選手(26)が子どもたちに手渡した。
甲斐選手は、2022年にデビューし、現在A級1班。8月4~6日に開催された第17回後節FⅡモーニング「第23回トータリゼータ別府杯」で、初日4着、2日目2着と着実に順位をあげ、最終日に1着となった。
石垣保育園では、3、4歳児34人が甲斐選手を歓迎。一緒に自転車レースをしたり、三輪車の後ろにとりつけたシートに園児が乗って甲斐選手にこいでもらったり、絵本をもらったお礼に手作りの花の首飾りをかけたり、甲斐選手の太ももを触らせてもらったりと楽しく触れ合った。
また、プレゼントした絵本を甲斐選手が読み聞かせを行い、子どもたちは静かに話を聞いた。
甲斐選手は「子どもたちからパワーをもらいました。また持ってこられるようなレースがしたいです。試合へのモチベーションになります。また、少しでも競輪に興味を持ってくれる人が1人でも増えたら、うれしいです」と話した。