明星幼稚園(佐藤貴司園長)は「竹で遊ぼう」を6日午前9時30分、同園保育室とグラウンドで実施し、年長組36人が参加した。
同園では、別府市の伝統工芸品である「別府竹細工」の素材である竹に親しんでもらおうと、昨年からおもちゃ作りに取り組んでいる。
今回の講師は、宮坂美穂別府市竹細工伝統産業会館長と竹職人の都留千里さん。
2クラスで「竹ぽっくり」作りを指導した。竹ぽっくりとは、切った竹筒に紐を通して完成し、竹筒に足を乗せて紐を持って歩きながら遊ぶおもちゃ。歩くとカポカポと音がなり、馬の蹄のような歩いた跡が残る。
保育室では、園児は完成した竹ぽっくりにマジックで絵や文字を書いたり、シールを貼ってオリジナル竹ぽっくりに仕上げた。
グラウンドに移動し、園児は最初は戸惑いながら歩いていたが、慣れてくると速足やジャンプなどをする園児も現れた。
園児は「作るのは楽しかったし、歩くのも楽しい」「うまくできた」などを話した。