入館者50万人を達成

50万人目の入館者となった原秀一さん(左)

 別府大学創立100周年記念事業として平成19(2007)年11月29日に開館した「大分香りの博物館」(髙橋一成館長)は12日午前11時40分、入館者50万人を達成した。
 50万人目の有料入館者となったのは、友人と一緒に来場した福岡県糟屋郡志免町の会社経営、原秀一さん(44)。
 髙橋館長が見守る中、同11時39分に3人の来場者があり、残り一人になったところで、原さんと友人の2人が来場。入館料を支払った瞬間、髙橋館長が「おめでとうございます」と声をかけた。原さんらはあっけに取られていたところ、髙橋館長が「開館から50万人目のお客さまです」というと、2人は目を合わせて「ほんとに。こんな偶然ある」と驚いた表情を浮かべた。
 その後、髙橋館長から原さんに記念品として「博物館オリジナル商品詰め合わせ」と「サントゥール(フランス語で「素敵な香り」)会員証(入館料1年間無料)」を贈呈した。
 原さんは「香りをテーマにした博物館は日本に2カ所しかなく、香水が好きで興味があり、旅館でパンフレットを見て来ました。本当に驚きました」。
 髙橋館長は「入館者50万人を達成できたのも、ひとえに皆様の応援のおかげだと思っております。これからも皆さんが楽しんで頂けるような博物館として精進してまいります」とそれぞれ話した。
 2人を髙橋館長自ら館内の説明をしながら、見学した。