別府市制100周年記念事業実行委員会(会長、長野恭紘別府市長)主催の「文化芸能の祭典」が17日午前9時半、ビーコンプラザで開催された。
長野市長が「市制100周年を記念して、様々なイベントや行事が行われています。その中で、まず一番はじめにやりたいと思ったのは、文化芸能の祭典。15社中・団体が出演してくれ、豪華なラインナップになっています。別府の伝統を守っていく大きな力になると思います」とあいさつ。
花柳笹良志さんがご祝儀舞「長唄 石橋」を舞って始まった。鶴見詩道会、菊志賀会、鳳扇会、弘女会、豊秀会、吉奈美会、岳星会、湯けむり福祉文化協会、楽友会、武三代会、奈美志郎の会、千姿会、別府市芸能連盟・勧景乃会、同・豊茂会、かまど神楽が出演。詩吟や日本舞踊、民謡、筝曲、尺八などが行われ、これまでの練習の成果を披露。華やかな舞台で観客を魅了した。
演目には、「別府湯けむり」や「別府湯の町・恋の町」「別府ばやし」といった別府にゆかりのあるものもみられた。舞台が終わるたびに、客席から多くの拍手が送られた。