困りを抱える子育て家庭を訪問して、「傾聴」と「協働」で支援するホームスタートで訪問し支援活動を行う「ビジター」の令和6年度養成講座修了式が19日午前11時15分、おひさまパークで行われた。3人が受講し、修了テストに合格。修了式には、2人が出席した。
別府市から委託を受けて事業を行っている、「にじのひろば」の村田広子代表が一人ひとりに認定証を授与し「皆さんは12回生です。現在59人が登録していますが、実際に活動をしているのは、48人。ビジターがいないとこの活動は出来ません。ビジターは、宝。後ろで支えてくれている行政の力も大きい。コロナ禍でビジターにアンケートをとったところ、不安もあるが、待っている人がいると言ってくれました。みんなの総合的な力で、困っている家庭を少しでも助けていきたい。一緒に事業を助けてくれればと思います」とあいさつ。
来賓の中西郁夫市こども部次長兼子育て支援課長は「皆さんの顔を見て、しっかりやってくれると確認し、うれしく思います。実践を通じて、傾聴と協働への理解を深め、少しでも不安な家庭を支援をしてもらいたい」とあいさつ。先輩ビジターの上本満里子さんも新しい仲間を歓迎した。土谷修ホームスタート九州エリア協議会長のメッセージが代読された。
引き続き、先輩ビジターらと一緒に食事をしながら体験談を聞いたりして交流を深めた。