別府市と別府市ゆるスポーツFirst take事業実行委員会は、別府市制100周年記念事業「湯~るBEPPUスポーツ大会」を16日午前9時半、ビーコンプラザ・コンベンションホールで開催した。多くの人が楽しく体を動かした。
ゆるスポーツは、2015年に発足した「世界ゆるスポーツ協会」が独自開発した、誰もが楽しめる日本発のスポーツ。今では100競技ほどがあり、各地で楽しまれている。
競技は、目隠しをして2種類の点字ブロックでできたコースをリレーする「コツコツ!点字ブロックリレー」、カゴがシーソーのようにグラグラする「シーソー玉入れ」、中央の洗濯かごから洗濯物を取り出して2人で両端を持って飛んでくるボールをキャッチすると、ネット代わりの物干しロープにかけて新たな洗濯物を取り出してキャッチする「アワアワ!せんたくテニス」。
表示されたピクトグラムに合わせてポーズをとる「ピクトグラミー」、落ちてくる顔と同じ表情をして自分の顔を重ねる「フェイスマッチ」、声に合わせて紙相撲の力士を動かす「トントンボイス相撲」に別府市のオリジナル競技も実施。鬼のお面をつけて2人1組で制限時間内に様々な形の箱を積み上げるなどで競った。
特別ゲストにスポーツジャーナリストの増田明美さんが参加し、一緒にゆるスポーツを楽しんだ。サッカーJFLのヴェルスパ大分の特設ブースやパラスポーツ体験、障がい福祉事業所の物販コーナーも賑わった。