別府市公会堂でキッズミュージカル

ミュージカルを園児・児童21人が披露した

 別府市中央公民館の令和6年度地域教育力活性化事業こども夢チャレンジ「あべこ先生と歌って!踊って!キッズミュージカル」の発表会を17日午後3時30分、別府市公会堂2階大ホールで開催した。
 今回は、「リーディングミュージカル」に挑戦。一昨年、昨年のミュージカルと違い、子どもたちが演技、ダンス、歌を披露する。
 講師のあべこさんは、役者、タレントとして活動しており、現在はミュージカル、芝居など舞台をメインに役者として活動中。またミュージカルの演出、脚本を手掛け評価を得ている。2018年から「童話の里くすファンタジーミュージカルスタジオ」を主宰し、玖珠町、大分市、別府市などでミュージカルレッスンを開講している。
 開会にあたり、姫野悟中央公民館長が「今年で3年目となるミュージカルです。1年目より2年目、2年目より3年目と着実に内容が充実しています。出演の皆さんは、練習の成果を活かして楽しく演技をしてください。ご観覧の皆さんは、子どもたちに温かいご声援をお願いします」。
 あべこさんが「今年はセリフに挑戦してみようと考え、台本を読みながら行うリーディングミュージカルとなっています。最後まで楽しんでいただき、1曲終わるごとに拍手をお願いします。ミュージカルはプロの人でも2~3カ月練習をして迎えるのですが、夢チャレンジは2時間の練習を9回して、10回目が本番となります。子どもたちは緊張していますので、温かい拍手をお願いします」とそれぞれあいさつ。
 発表会ではAクラス・Bクラスと分けられた園児児童が「welcome Beppu!」「砂風呂サンバ」「油屋熊八のうた~観光客をつれて来よう~」「一風呂のうた」「花」を披露し、保護者らがスマホ、ビデオカメラで子どもや孫の演技を写真や動画に収めていた。披露し終わると会場から「アンコール」の声と手拍子があり、「花」を再度披露し万雷の拍手が贈られた。
 終演後、あべこさん、姫野館長があいさつし、記念撮影をして閉会した。