九州地方保護司連盟、大分県保護司会連合会(城敬宝会長)、更生保護法人大分県更生保護協会(福島知克理事長)、更生保護法人豊州保護会(梅林秀伍理事長)、大分県更生保護女性連盟(松本布城美会長)、大分県BBS連盟(宇野吉信会長)、特定非営利活動法人大分県就労支援事業者機構(森竹治一会長)、九州地方更生保護委員会(弥永理絵委員長)、大分保護観察所(小野治文所長)主催の「更生保護制度75周年記念第46回大分県更生保護大会」が26日午後0時30分、別府市のビーコンプラザ・フィルハーモニアホールで開催され、約430人が参加した。
3部構成で、第1部は基調講演があり、講師を元よしもと芸人・伝える技術育成プロデューサーの、つだつよしさんが務めて「キラキラ輝く夢を育てる素敵な応援方法」を演題に行った。
第2部は、国歌斉唱、黙とうの後、城・大分県保護司会連合会長が「我が国の更生保護制度は75周年の節目を迎えましたが、更生保護の営みは遠い昔から今日に至るまで、我が国の良き伝統として綿々と受け継がれ発展してきました。保護司の活動の根源は『人は変われる』という理念に基づき地域の力を活かして支え合いながら、安心して生きていける社会を作りたいという利他の精神。それはゆるぎないもので、犯罪や非行に陥った人たちに対する指導や助言にとどまらず、地域社会で温かく受け入れることが犯罪や非行の防止には必要不可欠」と式辞。
小野大分保護観察所長が「更生保護制度は明治に生まれ、昭和に制度として確立し、平成に制定された更生保護法のもとで、充実発展を遂げてきました。昔も今もこれからも更生保護の3本の柱は『保護観察』『生活環境の調整』『更生保護の心を世の中に広める活動』と考えています。新たな被害者を出さないために、安全安心な大分県を実現するために、更生保護の心をしっかりと広めてまいりましょう」とあいさつ。
引き続き、叙位、叙勲、褒章が披露され、保護司特別功労章などの表彰が行われた。
受彰者を代表して杵築国東保護区の冨永六男さんが謝辞を述べ、来賓の島田忠大分県生活環境部部長(県知事代理)、長野恭紘別府市長、児玉陽介大分地方検察庁検事正が祝辞を述べた。
第3部は、第74回「社会を明るくする運動作文コンテスト」の表彰式と最優秀賞作品の朗読、講評があり、万歳三唱し閉会した。
各賞の別府市関係者は後日、掲載する。