新体操日本チームの主将として2回(北京、ロンドン)の五輪に出場した、別府市出身の田中琴乃さんが講演会を29日、山の手小学校で開催した。
同校体育館で同日午前10時45分、実施され、6年生100人が参加した。
ボールを使った遊びをしながらできる運動を一緒に体験し楽しんだ。
児童や保護者らが2人1組となり、田中さんが体の一部分(肩、肘、膝など)を言うとその部分を触り「ボール」と言ったらボールを取る競争をした。難易度を上げて体の一部を言ったらボールを取り、「ボール」と言ったら体の一部を触るとルール変更をすると、園児らは最初は戸惑いながらも徐々に慣れていった。田中さんが語気を強めたりするフェイントを使ったり、テンポを変えて指示を出すと、児童らから「危ない」「間違えた」などと悔しがる声が挙がった。
続いて講演会では、田中さんが新体操を始めたきっかけや五輪をめざしたきっかけ、将来の夢の描き方について話した。
児童を代表して、秋吉雨音さん、國武應太さん、藤田頼人さんがお礼のことばを述べ、記念撮影をした。
また同日午後1時5分から、4年生に対しても行った。