マルチン・クルチャル駐日チェコ共和国特命全権大使が29日午前11時半、長野恭紘別府市長別府を訪れた。大分・チェコ友好協会(赤松健一郎会長)に出席するため来県し、就任のあいさつをした。
別府市役所には、クルチャル大使夫妻や赤松会長ら友好協会関係者ら9人が訪れた。
長野市長は「ようこそ別府へ。心から歓迎します。コロナ後、観光需要は高まり、多くの人が来てくれますが、コロナ以降、観光は転換期を迎えていると思います。より高付加価値の観光で、宿泊数を伸ばしていくことが重要。温泉療養や体験型の観光に転換しつつある」と説明。
クルチャル大使は「国際的にも、オーバーツーリズムの問題がある。プラハも観光都市として様々な問題に直面しています。別府にはこれまでも様々な支援をしてもらっています。チェコにも有名な温泉があり、そういった部分でも交流が考えられると思う」との考えを示し、長野市長が「フランスのヴィシーと温泉療養についての交流がある。チェコとも是非交流したい」と述べた。