別府大学は松山大学と桃山学院大学と連携し「新湯治・ウェルネスツーリズム」モニターツアーを11月24日、市内各所で行った。
この取組は、別府市と(株)伊予銀行による観光振興協定(2019年9月締結)を基盤とし、21年度から松山短期大学との連携事業を進めてきた実績を背景に行われるもの。同ツアーは、別府市が推進する「新湯治・ウェルネスツーリズム」を若者に広めるためことを目的に、別府大学の学生が企画した観光プランを松山大学と桃山学院大学の学生に体験してもらう。プランは、別府ならではの温泉文化、健康増進プログラム、地域特有の体験活動を盛り込み、参加学生からのフィードバックを基に、観光戦略への活用をめざす。
別府大学生17人、松山大学生18人、桃山学院大学生8人の計43人が4班に分かれて①かまど地獄、鬼山地獄、別府公園、グローバルタワー、海地獄②みょうばん湯の里、岡本屋、大分香りの博物館、別府温泉フルーツファーム③Cafe「SHU」、グローバルタワー、かまご地獄④かまど地獄、鬼山地獄、みょうばん湯の里、岡本屋―と各班が順番で、路線バスを利用して巡った。
大分香りの博物館では、香水瓶や香水の歴史など館内の展示を見学した。
昼食を地熱観光ラボ縁間でとり、別府大学に戻り意見交換会を行った。終了後は、松山、桃山学院両大学の学生はフェリーで帰路に着いた。