3万㌧級のクルーズ船が別府に

記念式典に出席した
キム・ロジャー・カールソン船長ら
初運行で最初の寄港地として
別府に入港した三井オーシャンフジ

 クルーズ客船「三井オーシャンフジ」(3万2477㌧、全長198・15㍍、幅25・6㍍、バハマ船籍)が3日午前8時、別府国際観光港第4埠頭に初寄港した。午後5時、釜山港に向けて出港した。
 乗客らは、バス4台で地獄めぐりやJR別府駅前街歩きなどを巡るツアーに出た。ツアーに参加しない乗客は、シャトルバスやタクシーなどを使って市内などを巡った。
 記念式典は午前11時30分、上屋南側駐車場で行われた。
 出席者は、大分県国際観光船誘致促進協議会の桑田龍太郎大分県副知事、長野恭紘別府市長、秋月久美公益社団法人ツーリズムおおいた専務理事、長谷部貴志大分県商工観光労働部観光誘致促進室長。船側から、キム・ロジャー・カールソン船長、サイモン・ウィスタールスタッフキャプテン、川野恵一郎ホテルゼネラルマネージャー、向井恒道商船三井クルーズ(株)代表取締役社長執行役員。
 歓迎のあいさつを長野恭紘別府市長が行い、初入港記念ぜっぷ港オリジナルプレートの贈呈、記念品の贈呈があった。
 続いて、ミス別府の鬼束芽生さんがキム船長らに花束を贈った。続いて、向井社長執行役員があいさつした。
 記念撮影後、船内見学をした。