大分県は18日、第50週(9~15日)のインフルエンザ患者数が2159人となり、定点(58カ所)当たり37・22人となり、警戒レベルの30人を超えたと発表した。前週と比べ、患者数は1381人、定点当たりは23・81人増と大幅に増えている。
保健所別の定点当たりは、大分市が47・12人、西部が44・40人、別府市を含む東部が38・17人、南部32・60人、北部32・30人、中部23・75人、豊肥19・40人となっている。
年末年始は多くの医療機関がお休みとなるため、基本的な感染予防対策をするとともに、かかった場合に備えて、解熱剤などの準備をしていくことが大切。ただし、高熱が続いたり呼吸が苦しいなどの時は、早めに医療機関を受診を。
まずは感染しないために、「体調がおかしいな」と感じたら休んで感染の拡大を防止。その場に応じて、マスクの着用や咳エチケットを行い、こまめな換気と手洗いなど手指消毒をしっかりするように呼びかけている。