ざぼん&ゆず足湯体験

二十四節気「冬至」の前に
別府大学附属幼稚園児43人が足湯を堪能した

 大分香りの博物館は「香りの冬至イベント『ざぼん&ゆず足湯体験』」を21日から25日まで、同館ハーブガーデン足湯で開催する。雨天中止。
 冬至は、昼間の時間が最も短く、かぼちゃを食べて金運を祈ったり、風呂にゆずを浮かべて入浴し無病息災を祈る。
 ざぼんは別府市の特産で、黄金の大型の柑橘。別府土産「ざぼん漬け」の原料となるほか、冬至や年末に市営温泉や旅館で「ざぼん湯」として使われている。黄色いざぼんの実がぷかぷかと浮かぶ様子は冬の風物詩となっている。
 同イベントに先立ち、20日午前10時から別府大学附属幼稚園児43人が4グループに分かれて▽ざぼん(計60個)・ゆず(計50個)・鬼ゆず(計15個)の足湯体験▽南光物産(株)の協力で、ざぼん漬・ざぼんチョコレートを試食し、別府大学の別府温泉水あまざけを試飲―を行った。
 足湯に使った園児は「ぽかぽかに温まった」「香りが良かった」「気持ち良かった」と笑顔。
 また同館カフェテリアで、ざぼん漬けを試食し、あまざけを試飲した園児の中にはおかわりする園児もおり、好評だった。
 別府大学生が、足湯で「冬至について」を分かりやすく説明した。
 また21、22日午前11時から午後3時に足湯を利用した人に「別府温泉水あまざけ」を振る舞う。なくなり次第終了。