大分県トラック協会別杵支部(佐藤宗朝支部長)が反射タスキ300本を21日午前10時、大分県交通安全協会別府支部(幸勝美支部長)に寄贈した。
県トラック協会として社会貢献を目標に掲げており、大きなトラックを動かしているので、警察・県交通安全協会の「事故ゼロ」の思いは同じ。夕暮れが早くなるこの時期に合わせて、歩行者が見えやすいようにこの活動を続けている。
別府警察署で寄贈式があり、佐藤支部長から目録を受け取った衞藤圭三・県交通安全協会別府支部事務局長(支部長代理)は「県トラック協会の皆さんから毎年、交通安全啓発物品を寄贈していただき、交通事故のない安全な町づくりに寄与していただいています。私たちも日夜努力していますので、皆さんのお気持ちが別府市民に伝わるよう、安全安心な町づくりに役立てていきたいと思います」と謝辞を述べた。
贈呈式終了後、佐藤支部長が「時期的に日暮れが早い。ドライバー、歩行者の双方でヒューマンエラーを無くし1件でも交通事故を減らすために活動をしています。夜に帰宅する、散歩する人はドライバーに『自分はここにいる』と知らせるためにも、装着してほしい」と話した。
幸別府支部長によると、高齢者の事故が多いので、免許更新に来た人に窓口で渡したり、各分会を通じて高齢者らに「日ごろからタスキを着けて安全を意識してください」ということを伝えていく。