湯けむりライドシェア南部循環線

住民と湯けむりライドシェアの
南部循環線について意見交換をした

 別府市は、6月26日から実証運行をしている、「湯けむりライドシェア南部循環線」の住民との意見交換会を17日に南部地区公民館、19日にサザンクロスでそれぞれ午後6時から行った。
 南部循環線は、平日の午前8時から午後1時まで、1日10便運行している。左回りのみで、徐々に認知度が上がり、利用者の増えていたが、最近では減少傾向にあるため、ニーズを把握し、より利便性の高いものにしようと意見交換を行う場を設けた。
 17日は10人ほどが参加。これまでのアンケート調査などで右回りがほしいことや利用時間の延長、別府駅、近隣の病院への立ち寄り箇所増加を望む意見があったことを説明。また、現在の利用者数では運行が赤字になっていることから、右回りを追加する場合には料金の値上げも視野にいれる必要性についても話した。また、既存の事業者や警察など関係機関との協議も必要となるため、見直しには時間がかかることも説明した。
 出席者からは「帰りの時間が午後1時は早い。せめて、3時ぐらいまでしてほしい」「北部循環線では定期もあると聞く。定期はあれば便利だと思う」などの意見が出た。