別府市公設地方卸売市場で6日午後0時45分、花き部の令和7年の初せり式が行われた。
長野恭紘別府市長が「異常気象などの天候の影響に、生産農家はもちろんですが仲買人の皆さんも苦労した1年だったのではと思います。しかし、コロナという厳しい期間をみんなで乗り越えてきました。お客が増えることで花き需要の増加に着実にあゆみを進めていきたい。商売繁盛で活気に満ちた1年になるように祈念します」とあいさつ。
加藤信康市議会議長は「いろんなイベントの仕掛けを皆さんにもやってもらいたい。それにより、花の消費は増えると思います。昨年以上に儲かるように願っています」。佐藤隆博JAべっぷ日出代表理事組合長は「花は潤いを与えるものです。これからも関わる生産者、仲買人が継続してやっていけるように、応援したい」。佐藤文明㈱別府花市場社長も「健康に留意し、生産、販売に一生懸命やってもらいたい。花市場としてもお手伝いをしていきたい」とそれぞれあいさつした。
首藤利章別府花市場係長が一本締めをし、1年の商売繁盛を祈願した。
さっそく初せりが行われ、キク、カーネーション、チューリップ、カスミソウ、ユリ、トルコキキョウ、バラなど色とりどりの花が次々と競り落とされていった。