大分県警察速度取り締まり指針

 大分県警察は1日、高速道路交通警察隊および15警察署の速度取り締まり指針をホームページで発表した。
 別府署の速度取り締まり重点は▽重点路線=国道10号▽時間帯=午前7時から午後8時▽区間=管内全域▽規制速度=時速50~60㌔―としている。また重点以外の路線、時間帯(早朝・夜間)でも速度取り締まりを実施することがある。また、小・中学校周辺での速度取り締まりも実施する。
 同署管内の過去5年間(令和2年から6年10月末)の人身事故を集計すると▽路線別発生件数は国道10号が283件と最多。次に多い国道500号(76件)の約3・7倍▽国道10号の時間帯別発生件数は午後2時、同6時が最多の26件、続いて、午前7時の23件、午前11時の20件。15件以上発生している時間帯は、午前7時、午前9時から午後7時まで―となっている。
 発生状況の特徴として、午前7時から午後8時の時間帯に人身事故の約9割が発生している。
 その他の交通指導取り締まり要点として▽飲酒、無免許運転などの悪質交通違反取り締まり、横断歩行者妨害の取り締まりを強化する▽通学路対策として、通学時間帯に小・中学校周辺において、横断歩行者妨害、通行禁止の取り締まりを実施する―を挙げている。