10日午前中にかけて注意

 大分県地方気象台は8日、大雪に関する気象情報を発表した。
 大分県では、10日午前中にかけて平地、山地ともに大雪に注意が必要。
 九州北部地方では、9日から10日にかけて上空約1500㍍に氷点下12度以下の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込み。このため、北部と西部の平地と山地、中部の山地では9日未明から10日午前中にかけて大雪となると予想している。
 雪の予報は、次のとおり。
 9日午後6時までに予想される24時間降雪量は多いところで、山地(は標高200㍍を超える地域)10㌢、平地3㌢。その後、9日午後6時から10日午後6時までに予想される24時間降雪量は多いところで、山地10㌢、平地3㌢。
 大分県は、大雪などへの備えを呼びかけている。
 最新の気象情報や道路・交通情報の収集はもとより、大雪などに備えるようお願いしている。
 留意点は、次のとおり。
 ▽水道管、蛇口、水道メーター、止水栓などの凍結予防対策の実施▽山間部など走行するための冬用タイヤやチェーンの準備▽生活必需品(食料や常備薬など)の備蓄▽暖房用燃料(灯油など)の確保▽停電時に必要となる懐中電灯、使い捨てカイロ、ラジオなどの用意▽不要不急の外出を控えるとともに、早めの帰宅を心がける―の6点。