令和7年日出町二十歳のつどいが12日午前11時、町中央公民館で開始された。対象は、286人。二十歳の佐藤美来さんと中村彩蘭さんが司会を務めた。
安部徹也町長が「二十歳は、人生の中で重要な節目の1つです。これからの人生には、多くの選択肢が広がっています。どの道を選ぶにせよ、自分の信念を大切にし、心から望む未来を描いてください。皆さんは、地域社会の一員として、責任を持つ存在になります。それぞれの夢や目標があると思います。時には、挫折や困難に直面することがあるかもしれませんが、挑戦をし続け自分を信じることが重要です。夢を追い求め、仲間と共に成長し、地域の未来を明るく照らす存在となってください」と式辞。
恒川英志教育長が教育委員会からのメッセージを読み上げた。安部町長から参加者を代表して三浦小春さんに町制70周年記念クオカードが記念品として贈呈。来賓の稲垣智之県東部振興局生産流通部長(知事代理)、金元正生町議会議長、三浦正臣県議が祝辞を述べた。
甲斐こころさんが「二十歳という節目を迎えるまでに、様々なことがありました。中学3年の時、新型コロナの感染拡大で突然臨時休校が決まりました。当たり前のように送ってきた学校生活が突然奪われました。当たり前の日常がどれだけ幸せで尊いかを感じました。生きる未来は思い通りにならないことが多くあると思います。何度も挑戦し続け、学び続ける姿勢を持ち続けたいと思います」。
衛藤旦陽さんが「生まれ育った日出町で二十歳のつどいを迎えられたこと、友だちと再会できたことをうれしく思います。自分も大人の一員であり、社会を支えていく責任があるのだと感じ、身の引き締まる思いになりました。苦しいことに直面した時、ここにいる仲間たちもそれぞれの地で頑張っているということを思い出し、共に乗り越えていきましょう」とそれぞれ誓いの言葉を、江藤大輝さんが謝辞を述べた。