上野口町2区自治会(吉武高吉自治会長)主催、同自治会青壮年会、女性有志協力のドンド焼きを13日、海門寺野口墓地駐車場で開催した。20年以上続く、恒例行事。
吉武自治会長が「ドンド焼きの準備をしてくれた皆さんのおかげで、きれいに飾ることができました。この思い出を抱えながら、この一年を過ごしたいと思います。何か思い出に残るようなことがあればと思います」。
長野恭紘別府市長は「今年は竹の確保にご苦労したと聞いています。その分、皆さんも感慨深い今年のドンド焼きになると思います。今年一年、上野口町2区の安泰と平穏と、集まった皆さんが健康でご健勝でご活躍をいただき、別府市101年目を皆さんと一緒に盛り上げていきたいと思います」。
嶋幸一県議会議長は「昨年は元日の能登半島地震に始まり、県内でも台風10号によって県内各地、別府でも大きな被害がありました。改めて災害対応の重要性を認識しました。地域の安全安心を守るのは、皆さんの強い絆です。今年も吉武会長を中心に一致結束をして、地域の安心安全を守っていただき、上野口をますます元気にしていただきたい」とそれぞれあいさつした。
正月飾りなどを積み上げた竹と芝で組んだやぐらに、吉武自治会長、長野市長、嶋県議会議長が点火した。
炎は天高く上り熱気が包み、竹のはじける音が辺りに響いた。
ある程度、炎が治まるとバケツリレーや水消火器を使った防災訓練を実施。その後、市消防署本署消防隊が講師を務めた。