令和7年度大学入学共通テストが18日から、全国838会場で一斉に始まった。19日まで。全国の志願者は49万5171人で、前年と比べ3257人増。
大分県内は、大分大学、大分県立看護科学大学、日本文理大学、別府大学、立命館アジア太平洋大学の5会場で試験が行われ、3400人(対前年比33人増)が志願している。
別府大学会場では、400人が受験。控室から教室に移動した受験者は参考書などを見直したり、目をつぶり集中したり、心を落ち着かせようとする姿が見られた。試験開始のチャイムが鳴ると、受験生らは一斉に問題を解き始め、室内には問題を解く鉛筆の音だけが大きく響いた。
25、26日に追試験・再試験があり▽インフルエンザ・ノロウイルス・新型コロナウイルス感染症・風邪・負傷により試験を受験できない▽試験場に向かう途中の事故により受験できない▽その他やむを得ない事由(両親などの危篤・死亡、自宅の火災など)により受験できない―が追試験の対象となる。大分県を含む西日本の追試験会場は、大阪教育大学、大阪大学。
18、25日は地理歴史・公民、国語、外国語(英語のみリスニングあり)。19、26日は理科、数学①、数学②、情報の順番で行われる。