サッカー「4V4(フォー・ブイ・フォー)ジャパンカップ2024」で、スマイスセレソンのメンバーで構成する「morochan’s(モロチャンズ)」が3位入賞を果たし、17日午後5時15分、別府市役所を訪れて長野恭紘別府市長に報告した。
「4V4」は、元サッカー日本代表の本田圭佑さんが考案したゲーム。1チーム4人制で、小学4年生以下が対象。監督はなく、自分たちで考えながら試合を展開するのが特徴の1つ。10分間1本勝負。
大会は昨年12月24、25日に千葉県で開催され、49チームが出場。モロチャンズは前回に続いて2回目の出場で、予選リーグでは2日間で6試合を行い、全勝で決勝リーグに進んだ。ベスト4のチームで、予選リーグを全勝したのはモロチャンズのみ。
決勝リーグでは、東京のFC猿マンドラに17ー0で勝ち、準々決勝は東京のCAMARADAと対戦し5ー5の同点となり、PK戦を制した。準決勝は、今大会で優勝した愛知のGAMERと対戦。7点先取されるも猛追をみせたが、あと一歩及ばす7ー6で敗れた。3位決定戦は、福岡県のアモールとの対戦で、4ー4でサドンデス方式のPKを2ー1で制した。
石田結晟選手(4年生)は「PK戦で、ゴールを防げてうれしかった」。矢野翔介選手(同)は「準決勝の時、ゴールをアシストできて良かった」。後藤瑛琉馬選手(同)=キャプテン=は「本当は優勝できたと思うけど、みんな緊張していつものようなプレーが出来なかった」。諸冨巧真選手(3年生)は「ゴールを決められて、うれしかった」。高橋勇翔選手(4年生)は「3位になれて、良かった」とそれぞれ話した。
スマイスセレソンの小野陽祐さんは「前回は良い結果ではなかったのですが、その経験が飛躍できた要因だと思います。これを糧に、今後も頑張ってくれると思います。8人制、11人制へとステップを踏める大会でした」と振り返った。
長野市長は「全国レベルの強さをみせてくれたと思います。今後もケガがないように頑張ってほしい」とエールを送り、ざぼんサイダーで乾杯して健闘を称えた。