別府ロープウェイ株式会社(吉原稔郎社長)は第30回べっぷ鶴見岳大寒がまん大会を26日午前10時30分、鶴見岳山上広場特設会場で開催した。11歳から71歳までの46人が出場した。
午前8時の時点で、晴れで氷点下5度、北西の風6㍍。開始前の午前10時は晴れで、氷点下4度。
開会式は、MCを国東市在住で司会者、イベントMC、リポーター、役者などをしているマルチで活躍している河野恵美さんが務めて、進行した。
吉原社長が「今回は第30回と節目の大会です。参加受付は開始から1時間30分ですべての枠が埋まりました。賞品もちょっぴり豪華です。いつも以上に白熱した戦いをしてください。寒ささえも楽しさに変えるICE(愛す)べきイベント」と開会宣言した。
競技は「かき氷早喰い競争~寒さダイレクト~」「そーめん早喰い競争~すするのは麺か涙か鼻水か~」「地獄の針仕事~ブレない職人技~」「氷柱しがみつき競争~アイ・ラブ・氷~」の4種目。
かき氷早喰い・そーめん早喰いのそれぞれの競争では、氷の器を手にして震える手で、ライバルたちより早く食べようと頑張っていた。地獄の針仕事は、氷水を入れたバケツに1分間手をつけた後、3本の針に糸を通すタイムの速さを競った。出場者は、震える手で苦労しながら1本ずつ丁寧に糸を通過させた。氷柱しがみつき競争は、2㍍の氷の柱に素手・素足でしがみ付き、地面に滑り落ちるまでのタイムの長さを競った。
また会場には、氷のイスを無料で体験できるコーナー、かき氷の試食(200人分)があり、多くの人がチャレンジしていた。
成績は、次のとおり。(敬称略)
【かき氷早喰い競争】①田中道也1分57秒44(63、福岡県春日市)②菅野博之2分37秒34(59、大分県臼杵市)③堀野甫昭2分42秒40(43、大分県別府市)▽パフォーマンス賞=石崎幸平(43、福岡県福岡市)
【そーめん早喰い競争】①藤本裕輔1分50秒17(51、大分県別府市)②姫野佳之1分54秒59(22、大分県大分市)③星島一輝2分11秒34(56、大分県大分市)▽パフォーマンス賞=井芹有汰(21、大分県大分市)
【地獄の針仕事】①藤本淳基38秒70(38、速見郡日出町)②一宮優斗57秒85(25、大分県別府市)③武藤玲於奈59秒73(25、大分県大分市)▽パフォーマンス賞=高橋宗成(11、大分県大分市)
【氷柱しがみ付き競争】①内田健太2分27秒09(26、埼玉県八潮市)②岡村健市1分26秒71(46、大分県大分市)③永末智英52秒13(50、大分県大分市)▽パフォーマンス賞=阿萬暁登(21、大分県大分市)