別府市は29日、2024年度年末年始(12月28日~1月5日)の入込調査結果の速報値を発表した。今年度の年末年始は、最大9連休という大型連休だったことやおおむね天候に恵まれたこともあり、いずれの調査でも前年を上回った。
観光施設(城島高原パーク、別府ロープウェイ、別府地獄めぐり、アフリカンサファリ、高崎山自然動物園、ハーモニーランド、うみまご、別府ケーブルラクテンチ、スギノイパレス、地獄蒸し工房鉄輪、地獄温泉ミュージアム)は、21万6354人で、前年同期比14・5%増。
交通機関では、高速道路は乗降車数13万2300台(前年同期比6・1%増)、船舶(商船三井さんふらわあ、宇和島運輸)は、降客数1万831人(同22・8%増)、降車数3976台(同18・3%増)だった。
宿泊客数は、6万7173人(同7・9%増)。施設によっては、インフルエンザの流行によって予約キャンセルもあったが、外国人観光客や団体旅行の需要に支えられ、前年を上回った。地域別では、北浜・中央地区3万4067人(同12・9%増)、堀田・観海寺地区1万7677人(同0・6%増)、鉄輪・明礬地区5936人(同1・3%減)、その他地区9493人(同11・6%増)となった。