別府市立亀川小学校(志賀貴代美校長)は、創立150周年記念集会を1日午前9時、同校体育館で開催した。園児・児童約360人らが参加した。
亀川小学校は、明治7年12月11日に、亀川、野田、内竈を学校区として、亀川村旧里正の宅を仮教場として創立された。明治20年に竈尋常小学校、同22年御越村尋常小学校、大正14年に亀川尋常小学校、昭和10年に別府市に合併し、別府市立亀川高等尋常小学校と変遷を重ねた。昭和13年に現在の場所に移転。同22年に別府市立亀川小学校となった。
第1部は式典が行われ、実行委員長の小畑俊輔学校運営協議会長が「私が通っていた当時はマンモス校で、千人以上が通っていました。いつの時代も変わらないのは、友だち、先生、思い出。夢と目標を持ってたくさん成長してほしい」とあいさつ。
来賓の長野恭紘別府市長は「今年は、別府市ができて101年ですが、亀川小学校は50年も前にできた。学校というより教場として、集まって勉強する場として誕生したと聞いています。亀川には、宝物がいっぱいあります。素晴らしい環境の中で、勉強やスポーツができることを実感してほしい。友だちを大事にし、亀川から世界に羽ばたくチャレンジをしてもらいたい」と祝辞。
児童全員で校歌を斉唱。志賀校長が感謝の言葉を述べた。児童会が記念スローガン「夢に向かって学び続ける あいさつと笑顔の亀川小」を披露した。
第2部では児童・園児による音楽発表があり、6年生が演奏をして園児、児童、先生が交互に歌や踊りを披露し、盛り上がった。