大分地方気象台は「大雪に関する気象情報」を4日午後4時11分、発表した。
九州北部地方では、6日にかけて上空約1500㍍に氷点下12度以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込み、次第に強い冬型の気圧配置となる見込み。このため、大分県では6日午前中にかけて平地、山地ともに大雪となるおそれがある。雪が同じところで降り続いた場合は、警報級の大雪となる可能性がある。また気温が平年よりかなり低くなるところがある。
5日午後6時までに予想される24時間降雪量は▽中部山地(標高200㍍を超える地域)10㌢▽北部・西部山地15㌢▽南部山地5㌢▽中部平地5㌢▽北部・西部平地10㌢▽南部平地1㌢、5日午後6時から6日午後6時までに予想される24時間降雪量は▽中部山地7㌢▽北部・西部山地15㌢▽南部山地5㌢▽中部平地3㌢▽北部・西部平地5㌢▽南部平地1㌢―としている。
積雪や路面凍結による交通障害、農作物や農業施設の管理に注意・警戒が必要。また、雪による視程障害、電線や樹木などへの着雪、低温による水道管の凍結、落雷や突風に注意を呼びかけている。