留学生プレゼンテーションコンテスト

 2720 Japan O・K・ ロータリーEクラブ(本田麻也会長)主催の「留学生プレゼンテーションコンテスト」を5日午前9時、別府溝部学園短期大学福祉介護棟1階実習室で開催し、同短期大学留学生6カ国42人、同クラブメンバー10人、同短大教員5人、オーディエンスとして留学生37人が参加した。
 アルバイト先と学校の往復で、学んでいる日本語を披露する機会があまりない留学生たちはプレゼンテーション初心者で、日本語レベルが高いミャンマー・ネパール・スリランカ・韓国・ベトナム・中国からの留学生42人が対象。
 ロータリー会員にとって、日ごろ接することがない「外国人留学生介護人材」との触れ合いを通し、留学生の出身国の文化などを知る機会となる。
 本田会長が「自分たちの思いをたくさんプレゼンテーションしてください。楽しみにしています」と開会宣言。
 松浦倫学長補佐兼ライフデザイン総合学科教授兼国際交流課長が「現在189人の留学生が在籍し、来年度は230人程度の留学生が在籍する学び舎になります。留学生はコンテストのために、日本語能力を高めるべく日本語教員とともにチームで頑張ってきました」と溝部佳子副学長兼介護福祉学科長のあいさつを代読した。
 留学生42人が▽夢遣い「日本の文化とミャンマーの文化の違い」▽輝く星「THINGYANの輝き~水と笑顔の祝福~」▽チーム・ビジ観「ネパールの世界遺産」▽和心「日本での生活」▽別府留学生「大分県のおススメの観光地」▽ALLinOne「ミャンマー民族の伝統的な衣装」▽グルーバル・ロータス「わずかな力でも環境を守ろう」―の7班に分かれてプレゼンテーションした。ロータリーメンバーが採点した。その後、茶話会~審査員と留学生の交流会~では伝統お菓子と紅茶で交流を図り、水かけ祭りについてプレゼンテーションした留学生が踊りを披露した。続いて、能楽師の武田友志さんが日本の伝統文化の「能」を舞った。
 結果発表があり、本田会長が表彰した。また井田雅貴幹事が講評した。
 今長学・国際奉仕委員長が終わりの言葉を述べ、記念撮影して終了した。
 1~3位とオーディエンス賞は次のとおり。(敬称略)
 ①グローバル・ロータス(コウチン、ユージャアツン、ツァンユィ、ワンフークオ、ゾォユィンポン)「わずかな力でも環境を守ろう」②和心(グルン・プナム、タル・ニル、ヨンジャン・カンチャン、タマン・イスワリ、マルシ・ロシャーリ)「日本での生活」③チーム・ビジ観(マラ・プカール、プラミ・サンジャヤ、ムクタン・ビル・バハドゥル、グルン・パル・シン、グルン・ガラン)「ネパールの世界遺産」▽オーディエンス賞=チーム・ビジ観、「ネパールの世界遺産」