
(音楽祭総合プロデューサー)、尾野賢治理事長
(大分県副知事)、阿部万寿夫副理事長(別府市副市長)
公益財団法人アルゲリッチ芸術振興財団は「第25回記念別府アルゲリッチ音楽祭」の記者発表を6日午前11時30分、大分県庁本館3階記者会見室で行った。
今回は、4月20日から7月13日までの間、別府市は▽しいきアルゲリッチハウス▽ビーコンプラザ▽別府市公会堂、大分市は▽iichiko総合文化センター▽平和市民公園能楽堂、佐伯市は▽さいき城山桜ホール、県外は▽東京オペラシティコンサートホール▽水戸芸術館▽京都四條南座▽アルカスSASEBO―で16行事15公演(関連コンサート含む)が行われる。
尾野賢治理事長(大分県副知事)が「1998年に第1回を開催し、途中コロナの感染拡大で開催を2回見送りましたが、本年25回を迎えることになりました。音楽祭期間中の5月、まちなかアートフェスタを企画しています。アルゲリッチ総監督が出演するフィルムコンサートなどを大分駅前で開催予定です。大分県の宝と言われる別府アルゲリッチ音楽祭の成功に向けて、財団スタッフ一同がんばっています」。
阿部万寿夫副理事長(別府市副市長)が「この素晴らしい音楽祭が、大分県別府の地で長きにわたって開催されていることは、大変な奇跡と思っています。別府市は昨年市制100周年の節目を迎えました。この音楽祭を、次の100年に向かって継続させることが私たちの使命」とそれぞれあいさつ。
音楽祭総合プロデューサーの伊藤京子副理事長が、今回のテーマ、公演内容などを説明した。
今回のテーマは「アルゲリッチの軌跡~限りなき地平線へ 過去を学び 現在を生き 未来を描く」。音楽祭の祝祭という意味を捉えるときに、平安を祝ぐ(ことほぐ)という意味を25回の節目に考える機会とした。
伊藤京子副理事長(音楽祭総合プロデューサー)が、同音楽祭の概要を説明した。今回の音楽祭では「25回記念特別公演祝祭の日」としてアルゲリッチ総裁をはじめとするトップ・アーティストによるアルゲリッチ氏が創る唯一無二のオリジナルコンサートを開催する。親子無料招待席(25組)も設け、聞きなじみある名曲を演奏する予定。
次郎丸徹也事務局長がチケット販売などについて説明した。
チケットの販売は、3月15日午前10時から。アルゲリッチオンライン(https://ti
cket.aserv.jp/ar
gerich)でも申し込める。ローソンチケット、ヱトウ南海堂、トキハ会館、トキハ別府店などで購入できる。電話(番号27・2299)での申し込みは、19日午前10時から受付を開始。受付時間は午前10時から午後6時、定休日は土・日曜日、祝日。ただし、残席がある場合に限る。5月14、28日の公演は東京オペラシティチケットセンター(電話03・5353・9999)、21日の公演は、iichiko総合文化センター1階インフォメーションの窓口販売、電話での予約は3月17日から、6月22日の九尾園は平和市民公園能楽堂(電話097・551・5511)まで。
コンサートについては、音楽祭チラシや同音楽祭のホームページで確認出来る。
音楽祭の日程は後日、掲載する。