日出町で避難所開設・運営体験訓練

豊岡小学校内に仕切りを
作るなどして運営訓練を実施
豊岡地区婦人会による
炊き出しも行われた

 日出町と日出町防災士会は2日午前9時、町立豊岡小学校体育館や豊岡公民館で避難所開設・運営体験訓練を実施した。
 指定避難所である体育館等の公共施設をいかに迅速に施設、備蓄品を活用して生活機能を付加するかを訓練で検証し、避難所としてのあるべき姿を追求するのが目的。1日には、行政関係者と防災士で避難所の開設訓練を行った。
 災害が発生し、午前10時に避難してきた住民の受け入れが始まった。地区ごとに受け付けを行ったが、一度に多くの住民が訪れたため、一時、受け付けは混雑をし、担当者が誘導するなどした。
 体育館内には、段ボールで仕切ってプライベートスペースを確保するなどした。また、段ボールベッドの組み立て体験も行われ、住民が防災士の指導で段ボールベッドを一緒に組み立てた。
 さらに、豊岡地区婦人会や陸上自衛隊第41普通科連隊による炊き出しなども行われた。