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鶴見・南立石・東山ひとまもり・まちまもり協議会(金澤晋会長代行)は、8日午前10時、ホテル別府パストラルで令和6年度防災対策事業を実施。約50人が参加した。
防災講話と机上訓練を行った。石田強市議が「能登半島地震の経験から学ぶ、地域防災の重要性」と題して講話した。
机上訓練では、別府市防災機器管理課の職員が講師となって、HUG(避難所運営ゲーム)を行った。避難者の年齢、性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカードを、避難所に見立てた平面図にどうやったら適切に配置できるか、避難所で起こる様々な事象にどう対応していくかを模擬体験するゲーム。避難所には、1人暮らしの人、家族連れ、ペットを連れた人、外国人、観光客など様々な人が訪れるため、体育館や教室などへの配置を相談して考える。6班に分かれて、対応を考えた。正解はないため、みんなで話し合って適切な対応を導き出した。
避難所を開設後も物資が運ばれてきたりするため、保管場所を考えるなどした。起こりうる事象について意見交換をすることで、実際の災害発生時の状況を想像しながらゲームを行った。